カテゴリー
海外旅行関係

Formula 1 スパ・フランコルシャン ベルギーGP 2019年 個人観戦情報④

日曜日 レース当日

最終日のレース当日、天気は昨日と打って変わって曇り時々雨。気温も昨日から10度ほど下がりました。時折太陽も顔を覗かせているので、このまま耐えてくれれば良い感じで観戦できそう。

日曜日の午前中は、時間がたっぷりとあったのでメインエントランスから左手オールージュ席の手前まで行き、トンネルをくぐって向かいのピット、グランドスタンド側から自分たちの席に向かいました。

歩いた順路

メインエントランス~ブリッジ

メインエントランスを抜けて、右折すればGOLD7のエリアに行けます。そこを左折してオールージュ側のエリア方面に進みました。

オールージュ沿いのエリアに続く道の看板

サーキットも坂なら人も坂を登ります

オールージュへ続く道を背中にして、方向転換するとシケイン方面、コース中ほどにくぐれるトンネルと橋がありました。

コースの内側に出られる橋

オールジュの由来となったオールジュ川

GOLD6 シケインゾーンの座席の上に有名な岩ゾーン

メインエントランス側から入るチーム関係者の通路 ファンがたくさん

ハイキングコースのような道を抜けるとピット奥の倉庫エリアに出ます。

F3やポルシェなどのテントがずらり

長い坂道の右手にはピット内部のコンテナが並んでいます。坂を登り切り、ピット前のグランドスタンド後方に駐車場から続く道路があります。ドライバーを一目見ようと、メインエントランスの関係者ゲートとシケイン側の通路にはファンがたくさん出待ちしていましたが、ドライバー達はオールージュ側の駐車場、もしくはピット前の駐車場からピット内に移動しているようでした。チーム関係者は、一部メインエントランスの関係者ゲートを利用していましたので、どちらがドライバーとの遭遇率が高くなるかは、分かりませんが、実際私はピット前の道路でフェラーリを運転しながら到着したルクレールと、ラッセルの乗る車を至近距離、柵なしで遭遇したので、この辺りで待っているとスクーターなどで移動してくるドライバーに会える確率は高いんじゃないかと思います。

遥か遠くに小さく写るフェラーリはルクレールが運転してました

メインエントランス→オールージュ席まで徒歩およそ20分

メインエントランス→ピット前グランドスタンドまで徒歩20分

メインエントランス→シケインの席まで徒歩3〜40分

ただしLa Source横に駐車場があるので、そこに停められるならすぐです。

レース終了後はコース内に入れる箇所がいくつかあります

レース終了が17時少し前で、バス出発の時間が18時30分だったので頑張れば表彰台まで走って行けるかも?と思いましたが、無理はせずオールージュの手前でコースに飛び降り、オールージュを登って、ゆったりバスに戻りました。

オールージュの上では椅子を持ち込んでピクニック

2019年はF2のレースでユベール選手が命を落としてしまった特別なレースでした

まとめ

行く前はレース終了時間とバスの出発時間を見て、こりゃダッシュで帰らなければと思っていましたが、混雑する通路を通るより途中でコースに入って逆行するほうが進めたので、思ったよりゆっくりできました。

木曜日はレンタカー一択ですが、金曜日から日曜日は近隣都市からのシャトルバスが予約できればアクセスは問題ありません。むしろ、周辺道路の混雑緩和に協力できるシャトルバスの利用はおすすめです。

スパウェザーと言われる天候ですが、やはり山の上にあるので町よりは気温は低く、8月末であっても太陽が出ていなければ長袖が必要です。そこに雨と風が吹くと薄手のダウンを羽織るくらい寒くなります。ただ、太陽が出ると陽射しがきつく、暑くなります。服装は、脱ぎ着が簡単にできるように下に半袖、その上から長袖、ジャケット、マフラー、レインコートなどをご用意されることをおすすめします。ヨーロッパの人はみんな薄着でしたが、日本人の感覚とは違いますので。

食事関係は、正直あまり期待はできません。それでも他のGPに比べると良心的な価格だと思います。ビール350mlが3.5ユーロ、水500mlも3.5ユーロでした。ベルギーワッフルも食べましたが、冷凍を温めなおすだけなので業務スーパーの冷凍ワッフルと同じです。初日は持ち込みできそうかを調べるためにも、中で買ってみて、2日目以降は持ち込み可能であれば他で買って持っていくほうがいいでしょう。その際は、折りたためるクーラーバッグと保冷剤を日本から持ち込まれることをお忘れなく。

中のケータリングはベルギーの会社で、ちょうど夏休み終了前ということもあり、中で働くスタッフは学生バイトがほとんど。ゲートのチェックは地元のボランティアだそうです。みんな笑顔で、苦手な英語でも観客を助けてくれようとしてくれます。年に一度、世界中から集まるF1ファンに、小さな村からのホスピタリティー溢れるイベント作りが心に残ったGPでした。

後ろに座っていたイギリス人の団体の話によれば、スパは今まで行った他のGPのどこよりもマネジメントがしっかりしていて、心地よく過ごせるサーキットとのこと。毎年イギリスから観光バスをチャーターして来たくなる気持ち、よくわかりました。皆さんもぜひ一度は足を運んで欲しいGPです。