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さくら猫を保護へ 野良猫を保護するまでの記録②

保護団体ってどんなところ?

野良猫を保護して欲しい、自分は飼えないけど捨て猫を見つけてしまった時、みなさんならどうしますか?

ネットで検索すると「ボランティア保護団体に連絡をする」と割と書かれているのを目にします。

現実は違います。ボランティア保護団体にも運営スタイル、運営状況などさまざまで、受け入れたくても受け入れができない場合がほとんどです。

例えば私が参加した団体。元々は地域の個人で保護猫活動(TNR活動)をされてきた人たちがTNR活動という同じ志のもとに集まったタイプの団体です。

なので野良猫を預かるシェルターは持っていません。昔は野良猫を引き受けて、会員それぞれの厚意のもと、預かりボランティアやミルクボランティアをお願いし、里親探しをしていたそうですが、野良猫を保護してほしいという依頼は増える一方。本当は継続させたいけれど、それぞれのボランティアさんはみんな1家族にマックス(だいたい4~5匹)の猫を預かっていたり、里親が見つからず引き取っている状況で保護猫の受け入れはお断りせざるを得ない現状。

他にシェルターを持っているボランティア団体もだいたい常に定員オーバーな状態が普通です。

しかも保護猫一匹を預かるためにはワクチン接種、血液検査、ノミダニ駆除など他の猫たちに病気を感染させない、感染させられない準備をしないと一緒にはできません。動物病院でこうした検査、投薬をしてもらうとなると病院にもよりますが6000円~10000円です。ボランティア団体では、すべて1匹1匹に受診させ、こうした病院にかかる費用は行政からの直接補助はないことが普通です。

続く・・・