カテゴリー
海外旅行関係

Formula 1 スパ・フランコルシャン ベルギーGP 2019年 個人観戦情報①

F1 ベルギーグランプリ 2019年度版 現地観戦情報

F1好きには有名なオールージュがあるスパ・フランコルシャンサーキット。

毎年開催されるF1レースには、世界中から多くのファンが駆け付けます。

F1を観戦し始めて約20年、過去に2回のイギリスGPを観戦にシルバーストーンサーキットまで個人で行きましたが、今回は初のスパ・フランコルシャン。立地が山の上ということ、近隣にアクセスしやすい町が少ない事もあり、日本からだとツアーで参加が多いのかもしれません。そうなるとゆっくりとサーキットも見ることもできません。そこで、個人での観戦を体験してきました。

感想としては、事前の情報さえしっかり押さえておけば、サーキットへのアクセスもイギリスGPのシルバーストーンに比べると雲泥の差で行きやすいサーキットでした。

まずは、チケットの予約から始めましょう。

レースチケットの予約

まずはレースのチケット予約です。

少し英語が必要となりますが、ベルギー人にとっても英語は第二外国語です。分からない単語があれば調べれば何とかなる文章ばかりですので、がんばって挑戦してみましょう。

今回チケットを予約したのはスパ・フランコルシャンサーキットのF1スパ・フランコルシャン公式ページ。

https://www.spagrandprix.com/en/

この公式ページで、全ての情報が開示されていくのでチケットを購入した後もちょくちょく確認してください。ちなみにこのサイトのメルマガに登録しておくと、当日のタイムスケージュールなどが決まれば、メールでお知らせしてくれます。

サーキットへのアクセスとホテル選び

私の場合は、レースの3か月前にGOLD7のチケットを購入し、その時点ではまだサーキット場へのシャトルバス情報は掲載されていませんでした。

そのため、以前行かれた方の情報を探し、サーキットの最寄り駅、ベルビエ(Verviers)※2020年ではベルビエからのバスは予定されていません。もしくはリエージュ(Liege)からサーキットまでのシャトルバスが出ている情報を頼りに、その駅に電車で行ける比較的近く、かつホテルが多い都市でホテル予約をしました。今回選んだのはドイツのアーヘン(Aachen)。ここからだと最寄り駅まで電車で1時間ちょっと。そこからバスに乗り継いでサーキットまで行く予定にしていました。

Aachen Hauptbahnhof アーヘン中央駅 ※アーヘンウエストという西駅もあるので注意

ちなみに、3か月前の時点でアーヘンのホテルはまだ余裕がありましたが、イベントの日程ということでキャンセル不可のステータスでした。後で分かったことですが、F1での利用ではなく、音楽イベントが同時期にあったようです。F1での宿泊者もいましたが、さほど多くはなかったように思いました。

しかし、1ヶ月前にふとサーキット場の公式サイトを覗いてみると、ACCESSの項目にSHUTTLES(シャトルバス)の表示が!

2019年9月25日現在、すでに来年2020年のシャトルバスの設定が発表されていました。下記のサイトをご参照ください。

https://spagrandprix-tickets.com/en/39301-spa-formula-1/category/39481-city-shuttle/

確認してみると、なんと宿泊地のアーヘンからサーキットへの直行バスが出るとのこと。他の周辺都市、オランダのアイントホーフェン(Eindhoven)、ロッテルダム(Rotterdam)やベルギーのブリュッセル(Brussel)、ドイツのデュッセルドルフ(Dusseldorf)なんかもありました。これは毎年、運航する周辺都市が増減されるようですので、直前にならなければ運航される都市が不明です。

ただ、サーキット公式サイトのCONTACT先は、とても丁寧ですぐに返事をくれますので、ホテルを予約する前に一度「今年はどの都市からシャトルバスが運行する予定ですか?」と聞くと教えてくれるかもしれません。

Aachenアーヘンからの直行シャトルバス

シャトルバスは1日1本のみ。運航は金曜日、土曜日、日曜日、各日往復で1人35ユーロでした。出発は朝7:30にアーヘン中央駅前のロータリーを出発し、約1時間(日曜日は交通整理があるため2時間かかりました)でサーキットへ到着。帰りは金曜日、土曜日は18時にサーキット発、日曜日はサーキット発が18時30分でした。

サーキットメインエントランス前に停車しているベルビエとリエージュ行きのバス

ベルビエ(Verviers)、リエージュ(Liege)からは大きなバスではなく、普通の路線バスが本数を増やして運航しているようです。そのため、時間の融通は効きやすいかもしれませんが、バスの運転手に聞くと、人が集まったら駅に向けて発車する感じなので日中、他の予定を入れたい等などではあまり当てにできるバスではなさそうでした。※2020年はベルビエからのバスは予定されていません。詳しくはサーキットまでお問い合わせください。

そうなると1日中、サーキットで過ごすことになります。スパウェザーと言うくらいで1日にの中で山の上の天気はころころ変わります。今回は、金曜日にはサーキットには行かず、土曜日と日曜日にシャトルバスでサーキットまで行きましたが、幸いなことに2日ともお天気は良好。持って行った傘もカッパも使わずに帰って来ました。スタンドも屋根付きを選んでいたので、幸いでしたが、座席が最前列だったということもあり、雨が強く降れば吹き込むだろうし、実際土曜日の晴天時には太陽の光が燦々と降り注ぎ、緯度の高いヨーロッパの太陽の光は半端なく熱く、後方の座席がたまたま空いていたので移動出来ましたが、周りには同じように最前列から4~5列目までの人が空いた座席に座り、本来の座席の人が来ては、移動を繰り返していました。

サーキット内の過ごし方としては、

①FAN ZONEを周る

②サーキット内を歩いて周る

③スタンドに座って、イベントを眺めている

この3つしかありません。スパ・フランコルシャンサーキットは外周7キロ。天気が良ければスタンドのある森を散策するのも悪くありません。ただしアップダウンが多いので体力は必要です。天気が悪ければ、皆が屋根のある場所に集まります。そうなるとどこにも行くことができず、スタンドに屋根があれば座って過ごすの一択になります。そのためにもスタンドチケットは屋根付きを購入されることをお勧めします。

さて、木曜日はどうしたか?それは次の記事でお知らせしたいと思います。