海外で口内炎になったら
海外旅行中は普段食べない食事を口にすることが多く、時差ぼけなどで体が弱っています。
口の中を思わず噛んでしまったり、口内炎ができてしまい、せっかくの楽しい食事が台無しになったことはありませんか?
そんな時は、すぐに薬局へ駆け込み、塗り薬を試してみてください。
海外に行くとなぜ口内炎ができやすい?
海外に行くと口内炎ができやすくないですか?
そもそも口内炎の原因は以下のようなことです。
*ビタミン、鉄分の不足
*炎症を起こしやすい食べ物を摂取する
*ストレスと疲れ
まず、ビタミンと鉄分の不足。海外に行くと自然と野菜が不足しがちです。日本の食事はあまり意識していなくても割と野菜が中心の食事なのです。
また炎症が起きやすい食べ物、刺激物やパイナップル、オレンジなど酸性の食べ物を多く摂取する事で口の中が酸性に傾き、炎症ができやすい環境ができます。
最後にストレス。海外旅行に行くからと、仕事や勉強を頑張りませんでしたか?長時間のフライトや空港での待ち時間は、意外とストレスを感じる環境です。心は海外へ高まっていても、体は正直に疲れてしまうのかもしれません。
海外で塗り薬を買うには?
今回はイギリス旅行中に口内炎に悩まされたので、英語で口内炎を調べてみました。
”stomatitis”
翻訳サイトで調べて出てきた単語です。
それを薬局の薬剤師さんに見せてみました。反応は微妙・・・
医学用語だと日本語でもピンとこないのと同じ感覚なのでしょう。
”Something sored in my mouth.”
そこで「口の中が痛い何かができている」というニュアンスを追加してみると、すぐに塗り薬を出してくれました。
それが写真のbonjela(ボンジェラ)。
透明な塗り薬です。大人は1日3回まで痛い箇所に塗ることができます。
味は歯磨き粉のミント味。炎症個所に塗るとピリピリと痛みますが、それが効いている感じがします。
鎮痛の効果があるようで、塗ると一時的に痛みは引きますが、あくまで補完薬とお考え下さい。痛みが数日引かない、炎症がひどくなるなどの場合は、すぐに使用を取りやめ、帰国後に病院へ行かれてください。また全てのアレルギーに対応しているわけではないので、アレルギーをお持ちの方はそれも薬剤師さんに合わせてご相談くださいね。