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海外旅行関係

アイルランド Horizon CardでのVAT返金手続き

アイルランドのVAT

アイルランドのVATは23%(※一部食料品や13歳以下の衣料品などは0%の物もあり)となっています。ただし免税手続きをしたからといって23%全額が返金されるわけではありません。23%の一部が返金されることになります。

旅行や留学などで3か月以内にアイルランド国内で消費していない買い物については免税制度を利用することができますので、日本へのお土産を購入する際などにはぜひ使いたい制度です。

ほとんどの小売店で免税制度の加入をしているようですが、全てのお店で免税手続きをしてもらえるわけではなく、Tax FreeやDuty Freeの看板やサインがあるお店、またお店ごとにミニマムいくら以上の購入という条件がある場合もありますので、まずは買い物の際にレジでTax Freeが可能かどうか確認してみましょう。

免税手続きの大手リファウンンドエージェント2社

アイルランド及び、EU諸国、イギリスに展開しているグローバルブランドは、ほぼ下記の2社どちらかのTax Freeシステムを利用しています。

Tax Free Worldwide

Fexco

Tax Free Worldwideの加盟店では買い物していないので詳しい手続きや手数料については不明ですが、流れとしてはほぼ同じだと思われます。

加盟店で購入→パスポート提示の上、リファウンドのレシートをもらう→EU加盟国最終地の空港にあるカウンターで対面にてレシートを提示し書類手続き、もしくは日本の到着空港にて書類手続き→後日、手続した銀行口座、もしくはクレジットカードにVAT(エージェントや返金方法によっては手数料が差し引かれる場合もあり)が返金される

ただ空港内のカウンターが空いている時間が限られているため、早朝や深夜の出発の場合、現地での手続きが出来ず、結局日本到着後に空港で手続きをするか、レシートをお店でもらった封筒を使って送る必要があります。

FexcoのHorizon Card加盟店の返金方法

主にアイルランド国内の企業が加盟しているのがFexco。加盟店についてはこちら

FexcoではHorizon Cardというカードを発行し、そのカードを使って空港での簡単返金を推奨しています。今回、Horizon Cardを使ってダブリン空港のKioskで返金手続きをやってみました。

Horizon Cardの便利なところは、空港で24時間自分で手続きができるだけでなく、一部加盟店での割引があること。割引の内容についても上記リンクを確認してみてください。

それでは写真のKioskマシーンを使って、VAT返金の手続きを行いましょう。

まずはHorizon Cardを入手しよう!

Horizon Card加盟店で買い物をする時にカードはすぐに発行してくれます。レジでDuty Freeで買い物をしたいと伝えてください。

Horizon Cardは持っているか?と聞かれたら、まだ持っていないと言うと新しいカードと登録(Register)の方法が書いた説明書をくれます。新しいカードを貰っても、登録が終わらなければ空港での返金手続きはできませんが、新しいカードに買い物履歴は登録できるので、まずは次のお買い物の時にも加盟店であればHorizon Cardをレジで手渡してください。

Horizon Cardの登録(Register)

カードが手に入っても、登録が終わらないと最終的な手続きができません。カードを入手したらここで登録(Register)を行ってください。

出発空港にて

Horizon Cardを使った返金ができるKioskは、ダブリン空港、コーク空港、シャノン空港に設置してあります。他のEU加盟国の空港には設置していないようですので、その場合はここでClaim Your Refundを行い、書類を記載の住所を貼り付け、郵送にて申し出てください。

私はダブリン空港を使いました。Kioskは出国審査場をパスしてから、Duty Free Shopの中にありました。手前にレシートと書類を見せて手続きができるカウンターがあります。Kioskを使った返金手続きはクレジットカードへの返金のみのため、小切手等での返金を希望の場合はカウンターで処理してもらってください。

画面にタッチすると言語を選べます。日本語があるので日本語をタッチ、まずは手続きをするためにHorizon Cardと返金希望のクレジットカードをご用意ください。

どのサービスが欲しいか。(笑)少し日本語が変ですが、「サインインまたは登録」を選んで進んでください。

Horizon Cardをスワイプするか、カード番号を手入力してください。

「払い戻しを要求」を選択します。

この画面でHorizon Cardに登録されている購入履歴と、返金される税金の金額が表示されます。今回は約10%が返金対象となりました。

次に返金してもらいたいクレジットカードの詳細をスワイプか、手で入力していきます。

カードの名義人、カード番号、カード満期日付は有効期限、カード類型はVISA、Master、AMEX、Dinarsの4種類から選びます。

欧州連合発飛行機番号は出発便の番号、欧州連合に入る日付はEU加盟国に入国した日付、欧州連合を出る日付はアイルランドを出国する日付を入力します。

(dd/mm/yyyy)は日付、月、年の順で入力しろという意味です。

最後に領収書が発行されますので、返金が確認できるまで保管しておきましょう。

24時間Kioskで手続き可能だがデメリットも?

このように空港で簡単に手続きができるHorizon Cardですが、加盟店が少ない気がしました。確認はしていませんが、加盟店リストに掲載がなかったデパートでHorizon Cardを使えるか聞くと、使えると言われました(※結局、買った物がチョコレートと食料品だったのでもともと税金かからないよ、ということになり使わず)が、同じデパートでHorizon Cardを提示した人は、レジですでに税金分を差し引いて支払い、空港でHorizon Cardを使ってRefundの手続きを30日以内に行わなければ、差し引いた税金分は登録されたクレジットカードに請求が上がると言われたそうです。

確かにFexcoのページでも

”When you use a Horizon Card, some stores will INSTANTLY discount the VAT.

If you don’t complete your claim within 30 days of leaving Ireland you will be charged for any VAT you were discounted in-store. Find out more”

Horizon Cardを使用する際、いくつかのお店では簡易的にVATを差し引く場合がございます。

その場合、アイルランドを離れて30日以内に返金の申請をしなければ、お店で差し引かれたVAT分は請求されます。

と注意書きがありましたので、加盟店でもVATの免除はできるが、返金のシステムを使えるのが表示の加盟店だけということだと思われます。

また、クレジットカードへの返金に対しての手数料はだいたい3ユーロ程度と考えていましたが、今回は5.68ユーロもかかりました。これはHorizon Cardを使ったからなのか、手数料が値上がりしたのかは不明ですが、ある程度手数料がかかってしまうことは念頭に入れておいてください。

それを差し引いても、Kioskで手続きができて、便利だと感じました。加盟店も観光客が良く利用するアイルランドの小売店ばかりなので、お土産を買うときなどはぜひ利用してみてください。