歌が上手すぎると急上昇の姉妹
キリンレモンのCMでテーマ曲を透明感のある声で歌う女優、上白石萌歌(かみしらいしもか)。2016年から同じキリンの午後の紅茶のCMヒロインとして駅のホームで彼氏を待つ間にせつない恋心を聴かせる歌を歌う高校生を好演して評判でしたが、今回のキリンレモンでは宣伝するキリンレモンのイメージ通りに爽やかで、軽やかな歌を披露しています。
彼女の姉である、萌音(もね)も女優でありながら、歌が上手だと評判です。
女優としてのデビューは、姉の萌歌と妹の萌音ともに2011年にHOME MADE 家族「スターとライン」のPVに出演。
本格的な女優活動は、姉妹ともにこの頃からのようですので、芸能界のキャリアはほぼ同時と言ってもいいようですが、先に注目を集めたのは妹の萌歌の方のようです。
芸能界入りのきっかけは2011年の東宝シンデレラオーディションで、姉の萌音が申し込むのということで、一緒に申し込んだ妹の萌歌がグランプリに選ばれました。姉は審査委員特別賞で、これをきっかけに2人そろって東宝芸能に所属することとなったようです。
デビュー後は姉 萌音が先に評判に
オーディションでは妹がグランプリを獲得しましたが、デビュー後は姉の萌音が先に主役を獲得しました。
2014年に映画「舞妓はレディ」にオーディションの中から主役の春子役を演じ、またミュージカル映画でもあったので劇中の歌唱力も高く評価されました。
この映画の演技力、歌唱力が認められ第38回日本アカデミー賞をはじめ、各賞を獲得しました。
萌音の歌唱力が評判になり始めたのは2016年の劇場版「君の名は」でヒロインの声優をつとめた際、舞台挨拶でこの映画の主題歌「なんでもないや(movie ver.)」を歌うRADWIMPSの野田洋次郎にサプライズで舞台に上げられた際に即興で歌った歌でしょう。
妹 萌歌はキリンのCMで2016年 評判に
妹の萌歌がキリンの午後の紅茶のCMでヒロインに抜擢されたのが2016年です。このCMでCharaの「やさしい気持ち」を歌って注目を浴びました。
このCMシリーズは2018年まで続き、CMの中の彼氏役がドラマぎぼむす「義母と娘のブルース」のカップル役で共演した井之脇 海との共演でも話題となりましたね。
NHKの人気アニメ はなかっぱのオープニングテーマ ス・マ・イ・ルも萌歌が歌っています。
姉妹の音楽の原点って?
お二人ともお顔はそっくりの姉妹ですが、声も似ている気がします。そんな姉妹は、どんな英才教育を受けてきたのでしょうか?
ご両親の職業は、お父様は日本語教師でメキシコで働いたこともあり、姉妹揃って小学生の頃はメキシコで過ごしたようです。
お母様はピアノの先生。歌や踊りが幼いころから好きだった姉妹に、音楽への興味を与えたのは母の影響が大きかったのではないでしょうか。その証拠にお二人の名前は、本名で、2人とも音、歌が入っていますから。
姉の萌音は小学生からミュージカルスクール「マリアミュージカルアカデミー」に通っていたそうなので、音楽の基礎はミュージカルアカデミーで鍛えられたと考えられますが、妹の萌歌がミュージカルアカデミーに通ったということは調べられませんでした。
演技でもドラマが人気のお二人。これからは歌手として、女優としてさらに活躍されることでしょう。