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南アフリカ・ケープタウン 色とりどりの家が並ぶボカープ Bo Kaap Cape Town South Africa

南アフリカ ケープタウンにあるボカープ地区

南アフリカ、ケープタウンの観光名所、ボカープ地区。

訪れた時期は10月末、例年だと20~21度とのことですが天気が良く陽が当たると半袖で十分。

Bo Kaap ボカープってどんなとこ?

ケープタウンのシンボル、市内のどこからも見える山脈にシグナルヒル(Signal Hill)という丘があります。

その麓にあるボカープ(Bo-Kaap)地区は、南アフリカ、ケープタウンの歴史と文化の象徴の場所でしょう。

オランダ、イギリスなどのヨーロッパ諸国に統治されていた南アフリカ、奴隷としてマレー半島からも多くの人がケープタウンに連れてこられ、ここボカープ地区で豊かなケープ・マレー文化を育んでいました。

色とりどりの住宅街の中にあるボカープ博物館では、イスラム教徒が生活するこの地域社会の歴史と文化を知ることができます。

ボカープ博物館 https://www.iziko.org.za/museums/bo-kaap-museum

強制労働から逃げ出したマレー人は、ケープタウンに住むオランダからの入植者と労働者の間のコミュニケーションのためにオランダ語を簡略化したアフリカーンス語の形成を手助けしたと言われています。アフリカーンス語は、いわゆる当時のオランダ語スラングをベースにした若者言葉のようなもののようです。

現在のボカープ地区は、カフェや売店をしている家もありますが、ほとんどが普通の住居として使われています。

ボカープへのアクセス

ボカープへはケープタウン市内から車ですぐです。

地区内の観光は、徒歩が一番の手段。日中は、観光客も多く見られ、比較的安全ですが

ボカープへのアクセスはタクシーか、現地ガイドにお願いするか、ツアーに参加することをお勧めします。

ただボカープだけだと、博物館を周っても1時間あれば十分。

近くのシグナルヒルや、テーブルマウンテンなどと組み合わせてのツアーに参加してみてください。

南アフリカ観光局のサイトに、ケープ・マレー料理も習えるクッキングツアーなんかもありました。

南アフリカ観光局 http://south-africa.jp/meetsouthafrica_lists/168/

ちなみに私たちは、4人で1日1500ランドでガイドさんにお願いをしました。

ガイドのGeraldさんはケープタウン在住10年のルワンダ人。行きたい場所をいくつか伝えると、効率よく回るルートを相談してくれました。通勤通学ラッシュの時間帯は、渋滞の多いケープタウン市内でも、Geraldさんの裏道情報のおかげで無駄なく観光できました。

ケープタウンは、ヨハネスブルグに比べると日中は1人で歩いていても安全な場所も多いようですが、現地に暮らす日本人に聞くと、観光だとタクシーに乗るより信頼できるガイドに1日お願いする方がいいということでした。

Cape Tango Tour https://www.facebook.com/capetangotours.capetown.5

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グローバルルーター GlocalMeを使ってみた 2019年版

海外旅行中にSNSアップしたい!

海外旅行先で、日本と同じようにスマホを使いたい!

でも自分のスマホはSIMフリーじゃない。でも国際ローミングって高いですよね~?

 

海外でスマホを使う方法

・自分のスマホがSIMフリーだった場合は、現地でSIMカードを買って使う

・SIMフリーじゃない場合は、以下の3点

①Wifiのある場所でのみ使う

②ポケットWifiをレンタルしていく

③グローバルルーターのポケットWifiを購入して持っていく

グローバルルーターってなに?

詳しくはこちらの記事をどうぞ

海外旅行でスマホを使おう 2019年版 ~Pocket Wifiで接続する ヨーロッパ編~

ポケットWifiレンタルと購入 どっちがお得?

実際にレンタルにするか、購入するかのお得さは旅行する地域と頻度、期間にもよります。

グローバルルーターのポケットWifiを購入する場合、

通常機種本体が2万円前後、プラス使うデータによって使用料がかかります。

年1回、3~4日程度の旅行の場合、レンタルを利用する方がお得かと思います。

グローバルルーターを購入する場合、

・年2回以上、海外へ行く予定

・どのくらいのデータ容量が必要か

・データ使用する人が何人いるか

などの条件でレンタルと購入を比較されることをお勧めします。

どのグローバルルーターを選ぶ?

グローバルルーターの購入を考えた場合、ざっと検索しただけで数社ありました。

選択時のポイントは….

・機種代の値段

・データプランの安さ

・データプランの使い易さ

・通信キャリアや利用できる国と地域の多さ

・現地で使えなかった時のサポートの有無

これくらいのポイントを基準にして選ぶといいでしょう。

実際にGlocalMeを使ってみた感想

私がGlocalMeを選んだ理由は、カバーしているエリアが広かったことです。

またデータパッケージも容量や、1日分だけなど購入しやすいことも決め手でした。

機種代が安くても、カバーしているエリアが意外と少なかったり、データパッケージの選択肢が少ないところもありますので、よく比較されてから決められることをお勧めします。

 

実際に使ってみて、便利だったのがサポート体制。

GlocalMeのホームページは英語と中国語のみですが、アプリの中のコンタクトチャットは日本語で対応してくれます。

しかもレスポンスが早い!24時間体制でいつでも質問ができます。

海外で使おうとすると設定の問題や、現地の状況などで急に使えないなんてトラブルも多いです。

困った時にどこかで無料のWifiに繋がりさえできれば、コンタクトチャットですぐに質問ができます。

GlocalMeホームページはこちら https://www.glocalme.com/JP/en-US

日本語表示がされるとさらに便利だろうなぁと思います。

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海外旅行でスマホを使おう 2019年版 ~Pocket Wifiで接続する ヨーロッパ編~

Pocket Wifi利用 ヨーロッパ編

2019年9月 オランダ、ベルギー、アイルランド、イギリスの4か国を2週間滞在中、現地でのデータ通信用にPocket Wifiを購入してみました。

いつもは国内でヨーロッパ周遊用のデータSIMを購入するのですが、10月以降にアフリカへの旅行予定があったため、思い切ってPocket Wifiを購入してみることに。

 

グローバルルーターって何?Pocket Wifiと違うの?

グローバルルーターとは、いわゆるPocket Wifi(ポケットWifi)のことです。

しかし、私たちが日本で使っているPocket Wifiは国内で使えるSIMカードが基本的には入っており、それを海外でPocket Wifiとして使う場合は、SIMカードのローミングが必要となります。

空港などのレンタルWifiで、旅行の行き先を詳しく予約する前に指定するのはそのためです。Pocket Wifiの中に入っているSIMカードがすべての旅行先の国でローミングができる物を借りて行かなければ現地で使えないからです。

その点、グローバルルーターはクラウドSIM(eSIM)カードを通信端末(スマートフォンやiPhone、Pocket Wifi)に挿入する形ではなく、クラウドサーバーで管理するという次世代型の通信技術のことです。

以上のことよりグローバルルーターは、クラウドSIMを搭載しているPocket Wifiのことです。

グローバルルーターは万能?!

この様に聞くと、グローバルルーターはどこでも使える万能選手のように聞こえます。グローバルルーターの仕組みはこうです。

まず、国内の大手正規キャリアや海外の通信キャリアと契約しているグローバルルーターの会社を通じてサービスを受けます。自分の旅行する国や地域の通信キャリアと契約していない=その地域ではサービスがない会社はまず除外します。

グローバルルーター会社では、契約のある国や地域の通信キャリアで対応するクラウドSIMを用意しています。そのため、そのグローバルルーター会社経由で通信(データ)プランを購入し、対応するクラウドSIMに情報を入れてもらうと、そのクラウドSIMが対応する国や地域では、現地SIMを購入したり、海外用Pocket WiFiをレンタルしなくても、現地で簡単にデータ通信(インターネット通信)を楽しむことができます。

現地SIMの面倒な点として、旅行先に対応したSIMカードを自分で挿し替え、使う機種によってはAPN設定等が必要なことがありますが、クラウドSIMの場合は、その必要はなく、クラウドSIMが自動でSIMカードの割当変更を行ってくれるので便利です。そのため1台の端末に、あたかも複数のSIMカードを挿しているかのような通信が可能になるということです。

ただし、全ての国、地域で万能に使えるかは、グローバルルーターを運営する会社とその国、地域の通信会社の契約によって違います。現にアフリカ大陸だと一部の国でしか通信キャリアとの契約がないグローバルルーター会社がほとんどです。こうした地域に行く場合は、現地SIMを購入するという方法一択が現状のように思います。今後はクラウドSIMがますます普及していくでしょう。そうなるとどこのクラウドSIMサーバーを利用するのが、一番多くの国と地域をカバーしているかの決め手になるでしょう。

 

 

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Formula 1 スパ・フランコルシャン ベルギーGP 2019年 個人観戦情報④

日曜日 レース当日

最終日のレース当日、天気は昨日と打って変わって曇り時々雨。気温も昨日から10度ほど下がりました。時折太陽も顔を覗かせているので、このまま耐えてくれれば良い感じで観戦できそう。

日曜日の午前中は、時間がたっぷりとあったのでメインエントランスから左手オールージュ席の手前まで行き、トンネルをくぐって向かいのピット、グランドスタンド側から自分たちの席に向かいました。

歩いた順路

メインエントランス~ブリッジ

メインエントランスを抜けて、右折すればGOLD7のエリアに行けます。そこを左折してオールージュ側のエリア方面に進みました。

オールージュ沿いのエリアに続く道の看板

サーキットも坂なら人も坂を登ります

オールージュへ続く道を背中にして、方向転換するとシケイン方面、コース中ほどにくぐれるトンネルと橋がありました。

コースの内側に出られる橋

オールジュの由来となったオールジュ川

GOLD6 シケインゾーンの座席の上に有名な岩ゾーン

メインエントランス側から入るチーム関係者の通路 ファンがたくさん

ハイキングコースのような道を抜けるとピット奥の倉庫エリアに出ます。

F3やポルシェなどのテントがずらり

長い坂道の右手にはピット内部のコンテナが並んでいます。坂を登り切り、ピット前のグランドスタンド後方に駐車場から続く道路があります。ドライバーを一目見ようと、メインエントランスの関係者ゲートとシケイン側の通路にはファンがたくさん出待ちしていましたが、ドライバー達はオールージュ側の駐車場、もしくはピット前の駐車場からピット内に移動しているようでした。チーム関係者は、一部メインエントランスの関係者ゲートを利用していましたので、どちらがドライバーとの遭遇率が高くなるかは、分かりませんが、実際私はピット前の道路でフェラーリを運転しながら到着したルクレールと、ラッセルの乗る車を至近距離、柵なしで遭遇したので、この辺りで待っているとスクーターなどで移動してくるドライバーに会える確率は高いんじゃないかと思います。

遥か遠くに小さく写るフェラーリはルクレールが運転してました

メインエントランス→オールージュ席まで徒歩およそ20分

メインエントランス→ピット前グランドスタンドまで徒歩20分

メインエントランス→シケインの席まで徒歩3〜40分

ただしLa Source横に駐車場があるので、そこに停められるならすぐです。

レース終了後はコース内に入れる箇所がいくつかあります

レース終了が17時少し前で、バス出発の時間が18時30分だったので頑張れば表彰台まで走って行けるかも?と思いましたが、無理はせずオールージュの手前でコースに飛び降り、オールージュを登って、ゆったりバスに戻りました。

オールージュの上では椅子を持ち込んでピクニック

2019年はF2のレースでユベール選手が命を落としてしまった特別なレースでした

まとめ

行く前はレース終了時間とバスの出発時間を見て、こりゃダッシュで帰らなければと思っていましたが、混雑する通路を通るより途中でコースに入って逆行するほうが進めたので、思ったよりゆっくりできました。

木曜日はレンタカー一択ですが、金曜日から日曜日は近隣都市からのシャトルバスが予約できればアクセスは問題ありません。むしろ、周辺道路の混雑緩和に協力できるシャトルバスの利用はおすすめです。

スパウェザーと言われる天候ですが、やはり山の上にあるので町よりは気温は低く、8月末であっても太陽が出ていなければ長袖が必要です。そこに雨と風が吹くと薄手のダウンを羽織るくらい寒くなります。ただ、太陽が出ると陽射しがきつく、暑くなります。服装は、脱ぎ着が簡単にできるように下に半袖、その上から長袖、ジャケット、マフラー、レインコートなどをご用意されることをおすすめします。ヨーロッパの人はみんな薄着でしたが、日本人の感覚とは違いますので。

食事関係は、正直あまり期待はできません。それでも他のGPに比べると良心的な価格だと思います。ビール350mlが3.5ユーロ、水500mlも3.5ユーロでした。ベルギーワッフルも食べましたが、冷凍を温めなおすだけなので業務スーパーの冷凍ワッフルと同じです。初日は持ち込みできそうかを調べるためにも、中で買ってみて、2日目以降は持ち込み可能であれば他で買って持っていくほうがいいでしょう。その際は、折りたためるクーラーバッグと保冷剤を日本から持ち込まれることをお忘れなく。

中のケータリングはベルギーの会社で、ちょうど夏休み終了前ということもあり、中で働くスタッフは学生バイトがほとんど。ゲートのチェックは地元のボランティアだそうです。みんな笑顔で、苦手な英語でも観客を助けてくれようとしてくれます。年に一度、世界中から集まるF1ファンに、小さな村からのホスピタリティー溢れるイベント作りが心に残ったGPでした。

後ろに座っていたイギリス人の団体の話によれば、スパは今まで行った他のGPのどこよりもマネジメントがしっかりしていて、心地よく過ごせるサーキットとのこと。毎年イギリスから観光バスをチャーターして来たくなる気持ち、よくわかりました。皆さんもぜひ一度は足を運んで欲しいGPです。

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Formula 1 スパ・フランコルシャン ベルギーGP 2019年 個人観戦情報③

2日目 土曜日 FP3と予選

フリープラクティスの行われた金曜日は、オランダから宿泊先のドイツ、Aachenアーヘンへの移動でサーキットには行きませんでした。

朝は7時30分にAachenアーヘンをシャトルバスで出発し、約1時間でスパ到着。余談ですが、サーキットからのシャトルバス出発場所の表記がAix-la-Chapelleとなぜかフランス語表記だったことと、アーヘン中央駅に何もF1の目印がなかったので不安になり、前日の夕方にサーキットのコンタクト先までメールして確認してみました。集合場所は、アーヘン中央駅の前、ロータリーで間違いないと聞いて一安心。直前の連絡にもメールで返信がくるサーキットスタッフの対応に感動いたしました。

さて、バスは35ユーロで往復、トイレ付きのバスなので電車で行くよりお得で楽だと思います。ただベルギーに入った辺りから、道路は悪いので酔いやすい人は酔い止めがあるほうがいいでしょう。

シャトルバスの乗車ですが、数日前までに予約の締め切りがありました。空席があれば乗りたいと当日、予約をしていない人が何人かバスまで問い合わせに来ていましたが、バスはサーキットから手配をされているだけなので、当日のオンボードは不可でした。サーキットの公式サイトで必ず期日までに予約をし、バウチャーを持って行かないと乗れませんので、当日の移動を急にバス変更しようということはできませんので、ご注意ください。

バス会社はサーキット近くのベルビエからの手配。ドライバーは英語が基本話せません。日曜日のドライバーは若い人だったので、がんばって英語でアナウンスしてましたが、土曜日のドライバーはフランス語オンリー。帰りのバスの出発時間や、出発場所(停車位置から動かないので、バスが停まった場所です)などフランス語でアナウンス。ただ、周りのファンでフランス語が分かる人、必ずいます。イギリス人なら学校で習うので、数時くらいはわかる。私も後ろのお兄さんが6時だな、と言っていたのを聞いて確認しました。

帰りの時間は18時。サーキット到着が9時前でしたので、丸一日、ゆーーーーっくりとサーキットを散策できます。

もしもの時に備え、バスのナンバープレートは写真撮影しておくのをお忘れなく。

自分の乗るシャトルバスのナンバープレートをお忘れなく!

座席の状況

座席はゾーンごとにチェックがあるので、持ってるチケット以外のゾーンには自由席を除き、移動は不可でした。

座席のエリアごとにパスのチェックゲートがあります

太陽の動く位置から推察すると、陽射しを完全に避けたい場合は、ピット前のグランドスタンドかその横の席が良さそうです。La Sourceコーナーには2つスタンドがありますが、チケット購入時にスタンド内の座席位置まで指定できないので、屋根があっても前方半分は一日中太陽とにらめっこすることになります。そして、雨が降れば恐らく最前列から2~3列は濡れる可能性大。あと2mほど屋根を前に設置してくれていれば完璧でした。

サーキット内の飲食

サーキット内の飲食状況は、まずは10枚で35ユーロのチケットを窓口で購入します。そのチケットを使って、好きな屋台で種類ごとに設定されているチケットの枚数で購入をするスタイルです。

10枚で35ユーロのチケット

屋台は多めにあるので割合並ばずに買えますが何せ種類が少ないので、選択肢はバーガーかワッフルか、フライドポテト。チケット売り場のメニューにはスクランブルエッグだとか、フィッシュアンドチップスだとか書いてありますが、メインエントランスから自分たちの席へ行く道中では、どこを探してもそれを売っているお店は見つかりませんでした。メインエントランスのFAN Zoneまで行けば、それに加えてケバブやピザもありますが、食事のために人で渋滞の山道を片道15分歩くのは体力を消耗します。

使用チケットも0.5刻みの種類もあり、使い切るには食べたいものではなく、残っているチケットの数で選ぶ、という状況。最終日はビールや飲み物を残ったチケットで買って帰る人も多く見ました。

ポテトフライとソーセージ 味は微妙… 右下のチケットで購入する

以前、観戦に行かれた方のお話では、ペットボトルの持ち込みが制限されていたようですが、今年はエントランスでのバッグチェックはありましたが、ペットボトルはおろか、自前のステンレス水筒も持ち込みOKでした。

中には大きなクーラーボックスを持ち込んで、中にビールなどを入れている人も多かったです。

私たちも日曜日は、シャトルバスに乗る前に駅中のベーカリーでサンドイッチを買って持っていきました。